くそはきだめ

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『遊戯王VRAINS』2年目が終わっての感想(悪かった点)


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現在放送中のTVアニメ遊戯王VRAINS。いよいよ3年目に突入し、物語は新たな展開に突入しています。例年通りならばクライマックスとなるシーズン。大きな盛り上がりを期待したいところです

 

というわけで今回は、終わったばかりの『遊戯王VRAINS』2年目の悪かった点、良かった点を見て行こうと思います

私の主観全開なのでご注意ください

 

ではまずは、悪かった点から見ていきましょう

 

他召喚法の登場
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1年目ではリンク召喚オンリーだった『VRAINS』ですが、2年目ではPlaymakerが早々に《サイバース・マジシャン》を使用したのを皮切りに、儀式・融合・シンクロ・エクシーズと、ペンデュラム以外の歴代の召喚法が次々と登場しました


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特にPlaymakerは、儀式・融合・シンクロ・エクシーズそれぞれで、攻撃力2500の新たなエースともいえるカード群を使用し始めました。これは、OCGでそれらの召喚法をプッシュしていたことも関係しているでしょう

 

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しかしその弊害として、それまで使われていたリンクモンスターたちは軒並み出番が激減。2年目のPlaymakerのデュエル自体が僅か8回と少なかったことも相まって、エース扱いされている《デコード・トーカー》ファイアウォール・ドラゴン》も2回の登場に留まりました(FWDは元から出番少なかったけど)

 

さらに新たに登場したエースたちも活躍できたかというとそれも微妙なところ。4度のデュエルで登場し、3度のデュエルでフィニッシャーを務めた融合エース《サイバース・クロック・ドラゴン》、フィニッシャーにこそなれていないものの登場回数が多く、主にデュエル中盤~終盤を支えていた儀式エース《サイバース・マジシャン》はそれなりに良い扱いを受けています


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しかし、シンクロエース《サイバース・クアンタム・ドラゴン》は初登場のデュエルは引き分けに終わり、2回目の登場では効果を通せず退場、エクシーズエースファイアウォール・X・ドラゴン》は初登場のデュエルではフィニッシャーになれたものの、2回目の登場ではエクシーズ召喚されてすぐにリンク素材にされています。このように、新旧エース双方の扱いが微妙なことになっています


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各召喚法の登場自体は悪いことではない(事実、前作『ARC-V』では盛り上がっていました)のですが、結果的には、主人公エースがいまいち定まらず、印象に残りづらくなってしまう原因の一端を担ってしまったと言えるでしょう

 

ラストデュエル
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『VRAINS』2年目のボスのボーマン。中々に珍しい成長するタイプのボス敵で、『VRAINS』2年目は1年間、彼を追い続けていたと言っても過言ではないでしょう。しかし、2年目の総決算とも言えるラストデュエルがイマイチでした


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99~102話と、計4話も使われたのですが、そのうちの半分ほどはPlaymakerとボーマンの会話、ボーマンの盤外戦術の説明、それをどう対処するか?という外部勢力の奮闘に割かれています。つまり、デュエル自体は結構短いです

 

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さらにボーマンの切り札ともいえるリンク5モンスター《パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン》がイマイチ強そうじゃない。テキストが判明していないため、正確な効果は不明ですが、説明された効果をまとめると

 

  • リンク召喚時にカウンターを5つ置く
  • カウンターの数×1000攻撃力がアップ(元々の攻撃力は0)
  • カウンターを1つ取り除いて戦闘破壊を無効化
  • 戦闘後、相手のモンスターを全て破壊し、墓地の「ハイドライブ」リンクモンスターの数×300バーン

 

というもの

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もしも効果がこれで全てならば、パワーコード・トーカー》で終わりです


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遊戯王ボスの切り札の耐性がガバガバなのはまあ今に始まったことではないのですが、『VRAINS』では1年目ボスのリボルバー対象に取られない、戦闘破壊耐性、効果破壊耐性などをそれぞれ備えた攻撃力3000のモンスターを5体並べつつ全ハンデスなんてやっていたので、どうにも絶望感が足りず、見劣りしてしまいます


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まあ、ラストのファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》召喚は正直熱くなりましたが

 

ファイアウォール・ドラゴン》禁止
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2019年1月、遊戯王OCGにてファイアウォール・ドラゴン》が禁止指定を食らいました。主人公エースでは当然初の規制となります。『VRAINS』はOCGのリミットレギュレーションを意識して制作されていることが明かされているため、登場の可能性は断たれたと言ってもいいでしょう

これまでエースと言われながらも、4回の登場の内1回目の登場ではフィニッシャーにこそなれたものの効果は通せず、3回目の登場では召喚されてすぐに効果を無効化されリンク素材にされてと、OCGでの暴れっぷりに反してアニメで活躍できなかったこのカード

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さらに、禁止指定後の5回目の登場(事実上最後の登場)では、ファイアウォール・X・ドラゴン》のフィニッシュに貢献こそしましたが、本人は攻撃も効果も通せず…と、最後までエースらしからぬ微妙な活躍で終わってしまいました。また、《ファイアウォール・ドラゴン》との併用が前提であろう《ファイアウォール・X・ドラゴン》のこれからの活躍も危ぶまれています

 

この件に関しては正直アニメスタッフは悪くないと思うのですが、時期的に『VRAINS』2年目と被っており、また前述の「エースが定まらない」問題にも関係しているので、一応記載しておきます


 

というわけで、『遊戯王VRAINS』2年目の悪かった(と私が思う)点をまとめました

このまま良かった点をまとめようとも思いましたが、記事が長くなってしまったのでまた後日まとめようとおもいます

 

それでは