くそはきだめ

おじさんです。うんこです

『アイカツ!』101話まで見ました(+劇場版も見ました)

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【注意!】当記事は、TVアニメ『アイカツ!』のネタバレを含みます。未視聴の方、現在視聴中の方はご注意ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星宮いちごの物語に、一区切りがついてしまった。でも、不思議と寂しさは感じなかった。そんな感じでした(クソ語彙)

1年目最終回(50話)で泣いてしまったのとは実に対照的です。まあカレンダーガールなんて名曲を最後にフルで流されながらいちごとあおい・蘭の別れを描かれて泣くなって方が無理なんですけど

 

少々脱線したので、話を2年目に戻します

2年目の展開は、大きく分けて

  • 新キャラとしてアイドル学校「ドリームアカデミー」の面々が登場、彼女たちとの交流がメインに描かれた前半(51話~75話)
  • 再び表舞台に舞い戻った美月と、彼女がプロデュースした「夏樹みくる」のユニット「WM」との戦いがメインに描かれた後半(76話~101話)

の2つに分けられます


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アイカツ!1年目では、いちごたちの成長が物語前半のメインでした。しかし、いちごたちは1年目で十分に成長が描かれていたこともあり、2年目ではドリームアカデミーの面々やみくるといった新キャラの成長がメインに描かれていました


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そして、後半からはスターライト学園の新入生として「大空あかり」が新たに登場。平行して彼女の成長、そして先輩アイドルとして・あかりの憧れの対象としてのいちごの姿が描かれました

 

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そして2年目ラストのトゥインクルスターカップで、いちごとドリームアカデミーの音城セイラとのユニット「2wings」がWMに勝利。いちごが1年目では果たせなかった美月への勝利を、ユニット同士の対決という形ながらも果たすこととなりました

 

…とまあこんな感じで、憧れの存在に勝利するという目標を達成し、また自分も「誰かに憧れるアイドル」から「誰かに憧れられるアイドル」へと変わったいちご。これからの『アイカツ!』は星宮いちごの物語」から「大空あかりの物語」に変わっていきます…多分。3年目全部見れたわけじゃないので分かりません

 

というわけで、2年目の流れをざっくり解説しました。後半の辺りから、「あっこれいちごの物語に区切りがつくな…」と何となく察してしまっていました

ところで先ほど、「寂しさは感じなかった」と言いました。その大きな理由は2年目後半のOP、そして101話挿入歌の『SHINING LINE*』。歌詞を一部引用させていただきます

 

涙に傘をさす 笑顔はホンモノで

いつでも あこがれが最初の道しるべ

今わたし達の空に 手渡しの希望があるね

受け取った勇気でもっと 未来までいけそうだよ

もらうバトン キミとつなぐ光のライン チカラにして

 

(『アイカツ!』OPテーマ『SHINING LINE*』より)

 

これ神崎美月に憧れた星宮いちごじゃん…星宮いちごに憧れた大空あかりじゃん…2人の曲じゃん…


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2wingsとしては勝利したものの、今なお美月は個人ランキング1位という事実が101話=2年目最終回で明かされます。つまりいちごにとって美月は、今なお先を行く憧れの存在だったわけです

これから大空あかりの物語が始まる。そして、星宮いちごの物語に区切りはついたけれど、彼女のアイカツ!はまだまだ終わらない。そういったことが示される中で流れる『SHINING LINE*』。この曲は、星宮いちごの物語に区切りがつくことへの私の寂しさを吹き飛ばしてくれたのです

これから物語が始まる大空あかりは勿論、星宮いちごもまだまだ止まらない。そんな中で一人だけ寂しさに浸るわけにもいかないでしょう

 

というわけで、『アイカツ!』2年目の感想でした。書きたいことをだらだら書き殴ったのでなんだか長くて読みづらい文章になってしまいました。「わけわかんねえこと言ってんな」と思った方は、『アイカツ!』を101話まで見てみましょう

 

最後に
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2年目で一番驚いたのは、『アイカツ!』見る前から知ってたこのセリフがそこそこどうでもいい場面で使われていたことかもしれません

 

 

追記

3年目を112話まで見た後、『劇場版 アイカツ!も見ました

散々2年目を「星宮いちごの物語に一区切りがついた」と表現しましたが、真に一区切りがついたのはこの劇場版でしたね

 

これまで交流を深めてきたスターライト学園やドリームアカデミーのみんなと一緒に、いちごが初めて美月のライブを観たスターライズスタジアムで、ライブを成功させる。その成功でアイカツ!ランキングで美月をいちごが越える

そしていちごが最後にあかりに贈った「おいで。時間かかってもいい。よじ登っておいで。私、てっぺんで待ってるから」という言葉。『SHINING LINE*』の歌詞通り、美月から託されたバトンを、あかりに託した。「星宮いちごの物語」としての『アイカツ!』を締めくくるのに相応しい名作でした