【ディスカードドラゴン(アンリミ)】について
こんにちは、おじさんです。
今回は、最近アンリミでずっと使っていて、グラマスにも到達できた【ディスカードドラゴン】を紹介しようと思います。
別に最速到達したとか20連勝したとか競技環境で結果出したとかそういうのは一切無いので、あまり期待しないでください。
アンリミにおける【ディスカードドラゴン】とは?
まずはアンリミにおける【ディスカードドラゴン】がどのようなデッキかを解説します。
アンリミの【ディスカードドラゴン】は「ディスカギミックで手札を揃え《金色の威信・リュミオール》を起点としたOTKを狙うコンボデッキ」です。基本的には、手札9枚の状態でリュミオール+《新たなる運命》で20点出して勝ちます。
「ディスカギミックを取り入れたランプデッキ」といった志向の現ローテの【ディスカードドラゴン】とは、ある種別物のデッキであると言えるでしょう。
リストと採用理由解説
こちらが、現在私が使用しているリストとなります。
軽量ディスカ札と《光の道筋》互換を大量に取り入れ、とにかくパーツやメタカードを探しに行くような構築です。ランプ札はローテの半分となる6枠のみの採用となっており、前述したローテ・アンリミのデッキコンセプトの違いが如実に表れています。
《蛇竜の契り》《砕石竜》…各3枚
1コスディスカ札です。見たまんま1ターン目に打ちたいカードですが、先攻で《光の道筋》互換と一緒に握れていない場合は打たずに残しておくことも多いです。
《オーブキャンサー》…3枚
2コスディスカ札です。やや重いのがネックなものの、手札を減らさないのが優秀です。このカードのおかげで《銀色の清純・アルジャンテ》を序盤から使いやすくなっています。
《竜の託宣》…3枚
いつもの。1tでディスカ札使えていて手札にオーブキャンサーとアルジャンテが見えている場合はオーブキャンサー優先だと考えていますが、そうでなければ2tで一番使いたいカードです。
捨てられたらドロー出来るカード群です。複数持ってる場合はディスカと除去もこなせる《ドラゴニュートの怪力》を優先して残します。
詳しくは後述しますが、終盤の負け筋ともなってしまうカードなので、考え次第で減らしてもいい枠かもしれません。
《銀色の清純・アルジャンテ》…3枚
説明不要。ローテとの違いは、3tで4ドローしたり5ドローしたりすることです。このデッキ最強のカードです。エロい
《金色の威信・リュミオール》…3枚
フィニッシャーです。ローテ以上にフィニッシュをこのカードに強く依存しているので、ボトムに固まってたら泣きます。エロい
《新たなる運命》…3枚
リュミオール後に使って16点出します。ごく稀にどうしようもなく序盤に使うこともあります。頼むからデッキの真ん中ぐらいで寝ててください。
ちなみに、捨てたカードの処理を行ってからリュミオールの処理に入るので、手札に《光の道筋》互換が嵩張ってる状態で打つと16点入る前にLOして負けたりします。
《グランスエンジェル》…3枚
【復讐ハンドレス】へのメタカードです。出来るだけ後ろのターンで投げさせてもらえることを祈ります。
その他の対面では【狂乱ヴァンプ】以外には基本捨てていきますが、手札に残っていれば進化時の確定除去が役立つこともあります。
《禁牙の執行者・ドラズエル》…3枚
【復讐ハンドレス】などのアグロ系統のデッキから1ターン貰うためのカードです。必殺に取られない破壊耐性がとても偉く、間に合いさえすればかなりの確率でターンが返ってきます。必要ない対面なら1コス1ドローに変換出来るのも◎。声がエロい
《治癒のドラグーン》…2枚
【復讐ハンドレス】に親を殺されたので追加で入れたメタ枠です。《マーメイドシンガー》は《ルームサービスデビル》の的になっちゃうのでこっちの方が評価高めです。
《鳳凰の庭園》…2枚
主に【回復ビショップ】の《安息の領域》によるダメカの上から20点入れる為に使うカードです。庭園下だとリュミオールが1PPで置けるようになるので、複数枚並べて小ダメージ連打による削り切りを狙います。
他にも手札が少なかったり山がすり減ってたりで運命を打てない時にも、リュミオール並べて勝ち筋を作れたりします。ビショップメタの枠に留まらない役割を持てる優秀なカードです。
出来れば入れたいカード
《竜の魔女・リリウム》
庭園プランで欲しいカードです。山を掘らずに3枚捨てて6点×リュミオールの枚数分顔を削れるので、ボトムにリュミオール固まってた時に勝ちを拾いやすくなります。また、序盤に引いてしまってもアルジャンテの補助としての役割を持てるのも優秀です。
欲しい場面を考えるとピンで充分なカードだと考えているので、治癒を1枚こちらにしようかなとも考えています。エロい
基本プレイング
基本的には、ディスカで手札回しつつランプしてリュミオール投げることを最優先に考えます。基本的に捨てるカードは道筋互換を優先して選び、次に対面に刺さらないメタカードを選びます。
リュミオールや運命も序盤に来ると捨てたくなりますが、1枚しか見えていないのであれば持っておいた方が無難です。どうしても捨てなければいけない場合は運命を優先して捨てます。
また、このデッキには「自分のデッキ枚数」という第二の体力があります。《新たなる運命》の採用理由でも軽く触れましたが、山を掘れば掘るほど、《光の道筋》互換が手札に嵩張れば嵩張るほどLO負けの危険性が高まります。
リュミオールや運命が見えていないなら仕方ないですが、両方揃っていてPPも問題ないのであれば、必要以上に山を掘らずにターンを返すべきです。運命でのフィニッシュが無理そうであれば、10PPまで伸ばして庭園設置→リュミオール×2でのフィニッシュも視野に入れます。
対面ごとのプレイング
【復讐ハンドレス】
当然と言えば当然ですが、下準備しなければならない序盤から容赦なく異次元の打点で顔を詰めてくる【復讐ハンドレス】はきつい対面です。
後攻ならグランスをキープしますが、先攻の場合は自分の動きを進めることを優先して返します。時にはリュミオールや運命をガンガン捨ててでもグランスやドラズエルをキープして生き残ります。
上振れられたらどうしようもない一方、出力にはかなりムラのあるデッキなのも事実です。事故を全力で祈ります。
【狂乱ヴァンプ】
正直先攻取られたら【復讐ハンドレス】より無理です。とにかく3煉フラされないことを祈るしかありません。
こちらが先攻を取れれば割となんとかなりますが、それでも進化ターン後にドラズエルを投げられるよう2ランプは出来ないと苦しいです。自傷を何度も行う関係でこちらの手札が少なくともリュミオール+運命で削り切れることもままあるのだけが救いです。
【回復ビショップ】
いつも通り最速でリュミオールを目指します。安息を張られた場合は、《ベレロフォン》《悠久の絶望》の有無や相手の手札枚数も見つつクルトで殺されなさそうなら庭園を置いて返しにリュミオール複数枚でのOTKを狙い、殺されそうなら回復を挟みつつ10PPまで伸ばしていきます。
【AFネメシス】
《無情の侵食》でアグロされると吐きます。《永久の盾・シオン》を見せられると舌打ちします。顔が保ちそうなら《ギガスファクトリー》を置かれないよう庭園を置いたほうがいいかもしれません。
なんか当たる度に異なるゲーム展開になることも結構多く、正直よく分かってない対面です。
【骸ネクロ】
どっちが早いかゲー。弱めの展開ならグランス+ドラゴニュートの怪力で捌けることもある、ということを頭に入れておきます。
《深淵の大佐》を体力4以下で残されるとリュミオールOTKを行えないので、アルジャンテを盤面に残してターンを返さない方がいいかもしれません。ちなみにアルジャンテ残してターン返して大佐で殴られたことは一度もないです。
【ディスカードドラゴン】を使うべきか?
今のアンリミは【復讐ハンドレス】の支配が色濃い環境です。構造上大きな不利を抱えている【狂乱ヴァンプ】が前環境から大きく数を減らしたことからも、それが見て取れます。
そんな環境で【ディスカードドラゴン】なんか使うべきなわけないだろ。
あ、僕は好きだし勝てないなんてことはないので使います。金銀姉妹エロいし。
まとめ
というわけで、アンリミにおける【ディスカードドラゴン】について解説させていただきました。
不利対面の【復讐ハンドレス】が跋扈している現環境ではやや苦しい立場に置かれてはいますが、凄まじい速度で手札を回転させ、リュミオールの着地から即座に即死打点を叩き込む爽快感は、ローテでは味わえないアンリミならではの魅力です。
ローテの【ディスカードドラゴン】を組んでいればあまりエーテルも使わずに遊べるので、使ってみてくれると嬉しいです。
最後に
ローテの巻き添えナーフで死んだら泣きます。